いろんなマニアックな映画がありますがこのハリー・ポッターもある意味マニアック。だいたいシリーズものなのにタイトルに連番が付いていません。マニアじゃない人、リアルタイムに見ていないにとっては、どれが何やらさっぱり判りません。
一作目から順に観ようとしたら、どれがどの順番かをまず調べなければならず、敷居が高いです。
さてそういうわけでこれは確かに三作目です。wikiにもそう書いてある。
ちょっとダークで大人っぽいと評価された作品です。
前2作を監督したクリス・コロンバスに変わり、アルフォンソ・キュアロンが監督しました。
アルフォンソ・キュアロンはメキシコを代表する監督であり製作者。「天国の口、終わりの楽園」「トゥモロー・ワールド」を監督、「タブロイド」「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」「パンズ・ラビリンス」「ルドandクルシ」を製作した大いなる才人です。
「ハリー・ポッター」については、この後も監督するような話だったそうですが、アルフォンソ・キュアロンの人気が上がり巨匠になったため本作限りとなったそうな。
さてハリー・ポッターのシリーズ、やや義務的に見始めたわけですが1作目が面白かったので2作目3作目と順番を調べながら観たのでして、多分4つめも観たような気がします。そのうち蛇が出てくるやつだったかな、どれかがあまり面白くなかった記憶が消えず、結局4作ほどで挫折しております。
「アズカバンの囚人」は確か狼男みたいなやつが出てくるやつですよね。
これはかなり面白かったです。
幻想的な森のシーンがありました。
いつものお友達と女友達も随分成長して、彼らの行動やなんかも大人びてきます。
てなことを今ごろ書いてもしょうがないんですが。
このシリーズは児童文学なのにシリアスで怖い部分もあり、正しいファンタジーであると思いますしその姿勢は評価するんですが、どういうわけかピンと来ないといいますか、いえ、嫌いじゃないんですが特に好きというわけでもなく、何でしょうね、シリーズを全部通して観ていないと真の面白さには気づかないのかもしれません。あるいは原作ファンになる以外にないのかもしれません。
とりあえず一作目「ハリー・ポッターと賢者の石」と本作が面白かったな、というかすかな記憶しかありません。シリーズファンの皆様もうしわけありません。