パッチギ!

パッチギ!
1968年を舞台にした京都の高校生たちの青春映画。
パッチギ!

争いの絶えない朝鮮高校と府立高校。主人公が朝鮮学校に出向いたときに出会う少女とその兄の番長。主人公の恋心と喧嘩とサッカーと唄。
荒くれ者の青年たちを描かせると井筒監督の本領発揮。暴力シーンはすごいですね。

映画的な展開は誰しもの予想通りであるし、唄のシーンはちょっとくどいがじ〜んとするでしょう。この普通のドラマを面白くさせているのは随所に現れる暴力シーンであることは間違いなく、怖くて痛くて面白いという、これは実はある種のホラー映画と同等な面白さなんですね。

2008.07.01

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