さて本作は予想通り4の説明編。
最も意外だったのは、まったく面白くない上に何の捻りもなかった点。
ラストの、音楽に乗せる思い出フラッシュバックシーンに何ひとつ意味もインパクトもないし、5人の新規被害者の逸話はただのオマケだし、もう結構どうしようもないところまできてしまった。
マニア化したファンに製作陣が負けたのだと思う。4も5も。
4はマニアに対抗してマニアックすぎて破綻、5は言い訳と説明に終始し、マニアの多種多様な「予想」から身を守る術が見つからず萎縮、そんな感じです。
監督の力量不足も目立ちます。全てのシーンが説明的でテンポが悪く、悪い意味でのテレビドラマみたいで、このシリーズのキモというべきアップテンポで荒削りで暴力的な演出が全く見られませんでした。
感想は「もういいです。宝箱とか、どうでもいいです」