重いテーマですが、サスペンスフルな普通の娯楽作品に仕上げた良作。
テーマを軽んじることなく娯楽作品としての面白さを保ったこの脚本はプロ仕事としてかなり上質だと思われます。
「天使」と言われるほどいい人である主人公。映画的にいうとヒーローです。いい顔で演技するし、大活躍もします。なのにDVDのカバーアートはオドレイ・トトゥのアップ。彼女ももちろん価値のある素晴らしい演技を見せるヒロインですが主人公ではありません。
あと「堕天使のパスポート」っていいう邦題はちょっとどうでしょうね。ちょっとくさいですね。
2006.11.10
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