カスパー・ハウザーの謎
ヴェルナー・ヘルツォーク監督1974年の「カスパー・ハウザーの謎」がリマスター発売され飛びつきます。19世紀ドイツの謎、身元不明の野生児カスパー・ハウザーを描いた映画ですが、ヘルツォークがこの実話をどのように映画作品としたのかに興味ありました。
ヴェルナー・ヘルツォーク監督1974年の「カスパー・ハウザーの謎」がリマスター発売され飛びつきます。19世紀ドイツの謎、身元不明の野生児カスパー・ハウザーを描いた映画ですが、ヘルツォークがこの実話をどのように映画作品としたのかに興味ありました。
2003年のスペイン映画「チル・アウト!」をうっかり観てよかった。売れないコメディアンと料理を教える奥さん、元舞台女優の姑と前科者でバーを経営する弟、へろへろの映画監督に家に帰りたくないプロデューサー、いろんな人たちがドタバタを繰り広げます。面白いです。これぞスパニッシュコメディ。
グラハム・チャップマンが生前執筆した自伝を元に製作されたアニメ作品。モンティ・パイソンのメンバーが吹き替えで参加したり、その後の復活大イベントなどに繋がる一連のムーブメントのわりと最初のほうで公開されとにかく話題沸騰で興奮状態だったそういう作品です。
「mute ミュート」の奇才J・T・ペティ監督の2012年作品。酒とドラッグとセックスに溺れた生え抜きエクソシスト軍団それがヘルベンダーズだ。
ナチス占領下のポーランド。下水道の検査員ソハは副業で空き巣狙いをやったりしている男で、ある日穴を掘って下水道に逃げようとしているユダヤ人と鉢合わせ。「金出しな。隠れ場所教えてやるから」と持ちかけます。
最初はショーン・ペンがオカマの役かな、と思ったらそうではなくて、かつてスターだったロックミュージャンという設定。金はあるけど仕事は辞めてしまってる、けど恰好は昔のまま。この駄目っぷり豊かな元ロックスターが父の死をきっかけにある目的を持って旅に出ます。トーキング・ヘッズの名曲「This Must Be the Place」をタイトルに据えての、何もかもが魅力の一風変わった作品。
オーストラリアで1999年に発覚し世間を賑わせた殺人事件についての実話ベースの物語。リアリズムの技法で徹底的に描く貧困と正義と暴力。ずっしり重苦しく、胃がごろごろ言うような不快感と絶望を感じて気分が落ち込むこと請け合い。
パリ大好きの脚本家が真夜中に20年代パリにタイムスリップ、憧れの芸術家たちと出会ったりします。ウディ・アレンの大ヒットコメディ。
NYからプエルトリコへやってきたジョニー・デップ演じる酔いどれ詩人・・・じゃなくて記者ポール・ケンプの仕事と顛末。
息子を失った男の、聖地を目指す巡礼の旅を描きます。
1980年代ミラノ近郊。精神病の患者たちの組合が自主的に仕事を始めて地域社会との共存を実現していく過程を描いた実話的な物語。
トマス・ヴィンターベアの2010年快作。少年時代のトラウマを抱えた負け組兄弟の物語。
アメリカ合衆国ミズーリ州の見捨てられた貧しい村で、精神異常の母親と幼い弟妹を抱えた17歳少女が暮らしております。駄目男の父親は警察にとっ捕まった後、自宅を保釈金の担保にして失踪。このままでは家を取られる。消えた父親を見つけださねば、と家族のために失踪した父親捜索を開始する少女リーでありました。
引き籠もり女性が殺人事件を起こし家を出て逃亡。藤山直美の魅力全開のロードムービー。
ハードボイルドなロードムービーと言っていいでしょうか。この不思議な旅の物語を。
サッカーファンだというケン・ローチが有名サッカー選手エリック・カントナとコラボレーション。
「カルネ」の続編。刑務所から出所した元馬肉屋の嫌悪・倦怠・貧困・孤独そして娘への愛。
ギャスパー・ノエの文芸フランス映画調作品。絶好調。
一つの殺人事件を取り巻く人々の物語と、それから逃避行の物語。
美大生ばかりを狙った連続殺人事件の捜査に挑むレオン警視が辿り着いたのはビストロ「突然死」。この変な名のビストロに集まるこれまた変でおかしな面々。泥臭くて最高なビストロ物語と事件。
チャールズ・ブコウスキーの自伝的小説をベント・ハーメルが映画化。酒と女と駄目人間。