ボヴァリー夫人とパン屋
文芸派の田舎のパン屋が「ボヴァリー夫人」のエマとお隣のイギリス人奥さんジェマを同一視して妄想膨らませるというコミカルなドラマ。ファブリス・ルキーニがモノローグとともに観察するお隣夫婦の顛末。これはいい!
文芸派の田舎のパン屋が「ボヴァリー夫人」のエマとお隣のイギリス人奥さんジェマを同一視して妄想膨らませるというコミカルなドラマ。ファブリス・ルキーニがモノローグとともに観察するお隣夫婦の顛末。これはいい!
ジャンル映画へのチャレンジ、ホラーと青春ラブロマンスの完全融合「モンスター 変身する美女」は傷心の男と不思議女子によるイタリア湯けむり恋の逃避行。
「ラスト・エクソシズム」の続編、パート2です。近頃この手のパート2が立て続けに出ております。さてこの「ラスト・エクソシズム2」は完全に前作の続きです。ですが映画のテイストは全く異なります。なかなか挑戦的なパート2です。
Ottoは逆さから読んでもOtto、Anaも同じく逆さからでもAna。
かつて子役時代と成人時代で人気が逆転した華やかな世界のジェーンとブランチの姉妹。その後は年を取り隠居して人知れず豪邸に住んでいます。名作の呼び声と共に、あぶり出されるのは全開の楳図っぽさ。
スサンネ・ビアの新しいのが「愛さえあれば」なんていうタイトルですでに公開されていたとはまったく知りませんでした。このタイトルで、内容はおばちゃん世代のラブコメ。これは観ないわけにはいかないでしょう。
父親を亡くした直後に現れる異国帰りの叔父に惹かれる少女と母親。異彩ミア・ワシコウスカ演じる秘めた謎少女のサイコサスペンス仕立て少女小説ミステリー。監督には「オールド・ボーイ」パク・チャヌクが抜擢。怪しさ満開の「イノセント・ガーデン」
16世紀のイギリス。娘を国王ヘンリー8世の妾に仕立て上げようとする野心家ブーリン父。別嬪姉妹アンとメアリーが歴史に関わります。愛憎どろどろイギリス王朝一大スキャンダル絵巻。
19世紀の古典小説「ジェーン・エア」の映画化21世紀キャリー・ジョージ・フクナガ版。
大女優ソフィア・ローレンの100作目という触れ込みのこの作品、監督のエドアルド・ポンティは彼女の息子であります。
少女リタです。ちょっとおしゃまで不機嫌さんです。あたしは可愛い女の子、けど毎日なんて退屈なの。なんてつまらないのかしら。私を認めて。可愛いと言って。ラブリー、リタ。
などと暢気に構えていられる映画じゃありません。ハネケの弟子、ジェシカ・ハウスナーのデビュー作は揺れ動く乙女心と不機嫌の頂点。
舞踏家ピナ・バウシュの演目を演じるために指導を受ける10代の少年少女たちを追うドキュメンタリー。
岩井俊二監督によるメディアミックス的展開の果てに生まれた青春映画。田舎の中学生のミュージシャンへの傾倒、虐めと犯罪、現実の暗部とネット。
ダーレン・アロノフスキーが描く「白鳥の湖」プリマのバレリーナの本気。
トム・クルーズとキャメロン・ディアスがコンビを組んでお届けするのは安心印の痛快コミカル・ラブ&スパイご当地湯けむり観光80年代女子狙い撃ち少女漫画的ポップ・アクション映画「ナイト&デイ」の感想です。
中学1年生のとあるクラス。教師森口悠子(松たか子)が静かに語り始める告白を皮切りに起こる中学生たちのいろんなドタバタと顛末。
閑静な大型マンションを舞台に繰り広げられる・・・これは何と言えばいいのでしょう。ドラマ。としか言いようがないか。
ノンジャンルでキュートな素晴らしい作品。
ある日突然失明する謎の病気があっという間に世界中に蔓延。発症者は強制的に隔離施設に放り込まれます。しかし実は医師の妻だけは失明しておらず、発症したフリをして夫に付き添い一緒に収容されてるんですねこれが。
ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの「白い闇」をフェルナンド・メイレレスが映画化。
難病の姉に臓器を提供するため生まれてきた妹が我が身を守るため両親を訴える。
おなじみ筒井康隆「時をかける少女」を原案に用いた2006年風アニメ。