テイク・シェルター
大災害による終末の恐怖に囚われた男の物語。悪夢は災害の予知なのか、精神疾患なのか。家族のためにシェルターを整備します。
完璧な脚本、見事な演技、圧倒的な完成度。大絶賛。こんなの知らなんだ。なんだこれは。
大災害による終末の恐怖に囚われた男の物語。悪夢は災害の予知なのか、精神疾患なのか。家族のためにシェルターを整備します。
完璧な脚本、見事な演技、圧倒的な完成度。大絶賛。こんなの知らなんだ。なんだこれは。
聖地ルルドの巡礼ツアーに参加したマヒの女性とその周辺。ルルドを描き、巡礼ツアーを描き、人々を描ききる、オーストリア女流監督ジェシカ・ハウスナー2009年会心の一撃。これは凄いの一言。
ちょっとした政治批判の一言で収容所送りになった父親のことを「パパは出張中なのよ」と少年マリクに告げる母。
ちびっ子マリクが見つめる激動の数年間。両親と親族、暮らしと社会、世の中と戦後、思想と民族。恋と別れ。エミール・クストリッツァ85年の長編映画2作目。
戯曲を元にして作ったロマン・ポランスキー監督のワンシチュエーションコメディ。子供の喧嘩について話し合う二組の夫婦が喧嘩します。
かつてイギリスの植民地だったケニア。2003年に政府が無償教育制度を施行したことを耳にした84歳の老人マルゲが地元の小学校に入学を希望してやってきます。実話に基づく最高齢小学生の物語。
「ミツバチのささやき」から10年後に公開されたビクトル・エリセの「エル・スール」は独裁政権から逃れて暮らす苦悩する父と過敏な少女の心ちくちく物語。
震災を受けて脚本を書き換えたと言われる園子温監督の「ヒミズ」は、少年と少女、震災後の被災者たちの物語。園子温映画のキャスト総出の力作。
1920年代ロサンゼルス。電話会社に勤めるシングルマザーのクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)の息子がちょっと目を離した隙に行方不明に。ちょっと遊びに行ってるだけ?誘拐?家出? 探します。警察にも届けます。だんだんと母は半狂乱。息子はどこ。息子はどこ。
米国で行われるオタクの祭典「コミコン」にはるばるイギリスからやってきた二人の男が、エリア51近辺で逃げ出した宇宙人ポールと出会います。SF映画への愛に満ちあふれたパロディ映画。
社会と人間を描かせたらこの人たちの右に出るものがいないという、ジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟、この巨匠兄弟監督の2011年新作はやっぱり受賞の「少年と自転車」です。揺さぶられてください。
ペドロ・アルモドバル監督・脚本の「私が、生きる肌」は、壮絶かつ荒唐無稽、 SFかホラーか猟奇か狂人か、と、変態性豊かな愛の映画。
外国人の違法労働を斡旋したり面倒を見たり搾取してかすめ取ったりして生計を立てている父とその子イゴールの物語。怪しい父、手伝う息子、働く外国人。
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌの兄弟監督の名を世界に轟かせた長編映画3作目の「イゴールの約束」は、身の丈世界の事件を通して人間の社会的生物的事象を切り取ります。
>名作「悪魔のいけにえ」(1974:トビー・フーパー)の続編、というか過去に遡り殺人鬼の「誕生秘話」みたいな設定の2006年の新作。企画モノの一過性作品かと思って侮っていたら大間違い。ジョナサン・リーベスマン、舐めてました。ごめんなさい。
アメリカ合衆国ミズーリ州の見捨てられた貧しい村で、精神異常の母親と幼い弟妹を抱えた17歳少女が暮らしております。駄目男の父親は警察にとっ捕まった後、自宅を保釈金の担保にして失踪。このままでは家を取られる。消えた父親を見つけださねば、と家族のために失踪した父親捜索を開始する少女リーでありました。
宇宙が大好き美人で賢いローダちゃんはなんとMITに合格。やったね。わいわい。と、そういうときに大ニュース。「未知の惑星が発見されました」なになに。どこどこ。運転しながら空を見上げると何となく見える青い星。でも脇見運転は人生を狂わせますよ。
2003年、フセイン政権崩壊直後のイラクで旅する祖母と孫。戦地から戻らない息子を僅かな手がかりで探す女性イブラヒムと、顔も知らない父が残した笛を手にする少年アーメッドは、ヒッチハイクをし、バスを乗り継ぎ、イラクの北の果てから南の果てまで旅します。
アルゼンチン/スペイン映画「ルイーサ」です。ブエノスアイレスで猫と暮らすおばさんルイーサ、きりりと身を引き締めて規則正しく日課をこなすこの老齢近い女性にある日不幸が折り重なってやってきます。
爆弾犯人に爆弾の在りかを吐かせるための尋問。ただし普通の尋問とは違って、ちょっとアンシンカブル(考えられない・受け入れ難い)な尋問です。
自爆テロを行う側からの目線で描くパレスチナ問題。二人の青年と社会・紛争との関わり。
富豪の娘と二人の誘拐犯、3人の登場人物が繰り広げる事件と顛末。
「ディセント 2」の脚本家、J・ブレイクソンが自身の脚本を監督した気合いの一本。