公開時の自分メモによると、綺麗だしとてもいいんだけどあまりピンと来なかったというようなことが書かれています。
「このテーマはスターシップトゥルーパーズがあるからもういい」と書いておりますが、ちょっと待てよ。それ変でないかい。お前ちゃんと観てないやろと11年前の自分にパンチを食らわせたい気分であります。
「カメラワーク。すごく綺麗」
そうか、まだカメラワークばっかり観てるんですね。名演技とかがわからないんですね。自分の都合の良いようにしか観てないんですね。
いずれもう一度見直さなくてはならないかなあ。でもまあいいか。他に未見の見たい映画も沢山あることだし。多分もう一度観ることはないだろうなあ。
ベルリン国際映画祭 金熊賞。
1999.5.2
テレンス・マリックは巨匠と言われる監督で、俳優からの信望も厚いのだとか。
そうだったんですか。映像が綺麗なことしか印象に残ってないとか、どうなんでしょう。私、馬鹿でしょうか。
映画というのは不思議で、何でもない小品がいつまでも記憶にこびりついたり、びっくりするほど五臓六腑に染み渡ったり、それほど好きじゃないのにずっと覚えていたりする作品があります。逆に、好きなタイプの筈なのにあまり印象に残らなかったり、観たときは気に入ってても後で全然覚えてない作品なんていうのもあります。
「シン・レッド・ライン」も個人的には好きな映画ですが印象に残っていません。テレンス・マリック監督も好きな感じの監督なのにどうも今ひとつピンと来ないという、そういう監督です。完全に個人的な感覚の問題ですけど。というのもあれです。この追記は「ツリー・オブ・ライフ」を観てから書いていますが、観てるときはとてもいいのに、どうもさほど強烈には記憶にとどまらないんですよねえ。合う合わないでいうと、自分にはあまり合わないのかもしれませんです。不思議ですねえ。わざわざ言うようなことでもないんですけどね。
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