グランド・ブダペスト・ホテル
ウェス・アンダーソン節全開の「グランド・ブダペスト・ホテル」は激動を駆け抜けるホテルマンの歴史と愛と知性のミステリーで理想の人間ファンタジー。
ウェス・アンダーソン節全開の「グランド・ブダペスト・ホテル」は激動を駆け抜けるホテルマンの歴史と愛と知性のミステリーで理想の人間ファンタジー。
恋人に去られたサラリーマンとその親友、彼と別れ泊まるところもない女の子、サラリーマンを振った側の女性、それから他の怪しい人々が絡み合い関わり合う一晩の出来事を描いた内田けんじ監督2004年の評判作。
インドで興行成績を塗り替える大ヒットを記録した青春コメディ。エリート工学大学の三人組を中心に娯楽のすべてをつぎ込んだ気軽な大作。
巨匠ペドロ・アルモドバル2013年の新作は力の抜けた航空機コメディ。機体トラブルで着陸できない飛行機内で乗務員とビジネスクラスの客との変態性豊かな愛のひとときを描いた軽くて凄い映画でもうあたし興奮しちゃう!
ウェス・アンダーソン監督2005年の「ライフ・アクアティック」はちょっと毛色の変わった海洋探検家のお話で冒険ファンタジーです。ウェス・アンダーソン作品としてはやや異色の派手な冒険活劇映画となっています。
リフォームの改装工事をめぐるお隣さん同士のトラブルを描きますが、その家がル・コルビュジエが設計した家ということで、トラブルと名建築家の建物とおかしな人と摩訶不思議な出来事を堪能できるテーマ分散型不条理設定のモダンムービーにございます。そうとう面白い。
ウェス・アンダーソン監督の1998年の長編二作目「天才マックスの世界」は、ラッシュモア校に通う個性的な15歳少年の仕事と恋と友情の立ち回り物語。遡ってこれ見てみました。
幽霊が見える特異体質の教師モデストが新たに赴任した学校では80年代に図書室で死んだ5人の生徒たちが成仏できずに悪さをしていて、それで彼らを卒業させてやろうと頑張ります。めっためたに面白い青春幽霊映画でエキサイティング!
怪っ態な男イーライ・ロスが製作、脚本、主演のチリ堪能型観光名所パニック映画。大地震が起きた後のパニックです。
メラニー・ロランが拝みたいが為だけにつまらないアイドル恋愛映画かなーと覚悟しつつ観てみたら、初老の父親メインの家族や娘の愛しい愛しい映画でございました。軽いタッチの家族コメディ。笑って泣いて、親子で仲良く。
エミール・クストリッツァ2007年の「ウェディング・ベルを鳴らせ」はノリノリ音楽と田舎の景色とドタバタを堪能する騒々しい映画。騒々しさは一級品。でも油断は禁物。
スサンネ・ビアの新しいのが「愛さえあれば」なんていうタイトルですでに公開されていたとはまったく知りませんでした。このタイトルで、内容はおばちゃん世代のラブコメ。これは観ないわけにはいかないでしょう。
こだわり派監督ウェス・アンダーソン2012年の新作は、どこかの島を舞台に少年少女の一夏の恋と冒険を描いた一見気軽なコミカルアドベンチャー。ただしその中身は鼓動爆発寸前の見事な一級品。面白く懐かしく美しく、蕩けるような映画的興奮の坩堝に呑み込まれる予想を超えた名作。これは最高の逸品です。
魂を持ったテディベアと男と女の物語。大ヒットした映画「テッド」はパロディ系お馬鹿コメディ。
カリブの赤い島ラテンの楽園キューバ発のゾンビコメディ。ハバナで勃発する感染爆発の暴動。失業中のフアンは仲間と共にゾンビ殺しを請け負う事業を開始します。
結婚式当日、花嫁に逃げられた男のスピーチから始まります。いとこ二人に慰められ、失恋ショックを癒やすため3人でよく知る海辺の村へ出向きます。10年前の元カノ、マルティナをくどいて新たな恋をはじめようという目論見です。
スペイン映画のためのスペイン映画パロディ映画、大ヒットしたいくつかの作品をベースに、スペイン映画ファンなら思わずにんまりの、力が抜けてお馬鹿で雑な(褒めことばです)その名も最終爆笑計画こと「スパニッシュムービー」
「俺たち〜」のコメディ映画で知られるウィル・フェレルによるメキシコ映画パロディ。ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナのコンビも出演。でもぜんぜんおもろない。
マドリードの一室で目を覚ますフリオ。ここはどこ。見回すと美女フリアがキッチンに立っている。はて。この美女と一夜を過ごしたようだ。ぎこちなく自己紹介して名前の類似に照れ笑いのフリオとフリア。さてそんなふたりが窓から外を見上げると巨大宇宙船が。
不動産屋のセールスをしているおばちゃんが、ひょんなことから物件の一室で凄いものを手に入れ、それを巡ってアパートの住人との攻防が始まります。ブラックでコミカル、2000年「La Comunidat」(コミュニティ)というタイトルの傑作。