ちいさな哲学者たち
幼稚園ドキュメンタリーです。パリ近郊の教育優先地区で行われた幼稚園での哲学の授業、その試み2年間の軌跡。
人間は考えるちびっ子でである。
幼稚園ドキュメンタリーです。パリ近郊の教育優先地区で行われた幼稚園での哲学の授業、その試み2年間の軌跡。
人間は考えるちびっ子でである。
カナダの端のほうの小さな島。かつて漁業で栄え今ではすっかり貧困島と化したこの土地に持ち上がった工場誘致の話。しかし工場建設には定住する医師が必要条件。島民が一丸となって「魅力的な島」を演出し、医師を騙して気に入られ定住する気にさせようとするお話。
キルギスの山脈の麓にある小さな村の電気工。村人から「明かり屋さん」と呼ばれてます。かつて賑わい今では過疎っているこの村に、開発の波が訪れつつあります。明かり屋さんの仕事と生き方。
人間を手術で繋げてムカデ人間を作ろうとするマッド・サイエンティストとその餌食。残虐系スリラーの話題作。最初からシリーズであるとぶちあげてます。
エクソシスト物のひとつです。悪魔に取り憑かれたのかはたまた病気なのか、辛い少女と、少女に関わる両親と悪魔祓い師の叔父さん。日常の悪魔憑き。
数十年の昏睡から目覚めた女性、子育てノイローゼの母親、古い曰く付きの屋敷、そして儀式の謎。アナ・トレントを主演にお送りするスペイン名物オカルト・コンプレックスのゴシックホラー。
>名作「悪魔のいけにえ」(1974:トビー・フーパー)の続編、というか過去に遡り殺人鬼の「誕生秘話」みたいな設定の2006年の新作。企画モノの一過性作品かと思って侮っていたら大間違い。ジョナサン・リーベスマン、舐めてました。ごめんなさい。
女ヴァンパイアたちの狂宴。スタイリッシュでかっこよく、お色気美女が闊歩して、100歳超える年なのに、せこい欲望ふりまわし、歌と踊りと買い物と、豪華ホテルと温泉と、綺麗な景色で大あらわ。
アメリカ合衆国ミズーリ州の見捨てられた貧しい村で、精神異常の母親と幼い弟妹を抱えた17歳少女が暮らしております。駄目男の父親は警察にとっ捕まった後、自宅を保釈金の担保にして失踪。このままでは家を取られる。消えた父親を見つけださねば、と家族のために失踪した父親捜索を開始する少女リーでありました。
第二次世界大戦末期、イタリア北部の山村の物語。農家の娘、8歳の少女マルティーナは生まれた弟が死んで以来口がきけません。彼女の大きな目が山村の人々、大所帯の一家、ドイツ兵士にパルチザンを見つめます。
これは壮絶。これはいかん。これはあまりにもあまりな映画。
饒舌とトリックの偽悪魔払いを続けてきた神父が「もうこんなことは最後にしよう」と、撮影クルーを招きネタ暴露のドキュメンタリーを製作します。
製作にイーライ・ロスの名があるのでこれは観ておかねばなりません。
北極の観測所に赴任しているベテラン男と新米野郎の二人の物語。昔気質の職人親方風の厳しい男セルゲイに対して、新米君は今風のへなちょこうじうじ男、このへなちょこ野郎がしでかす罪の連鎖を描く一夏。
「ある愛の風景」「アフター・ウェディング」のスサンネ・ビアがお送りするホームドラマと途上国の融合シリーズ。「復讐」をテーマに、ちびっ子のいる二組の家族の物語を描きます。
「イラクが核兵器の開発を行っている」と吹聴して戦争を強行したブッシュ政権の最大スキャンダル、プレイム事件を描いた政治的社会派映画。政治的社会派と言えばこの人、ショーン・ペン。そして監督が「ボーン・アイデンティティ」のタグ・リーマン。愛しの君ナオミ・ワッツがプレイム役で好演。観る人を選ばない実話ベースの政治サスペンス。
フランシス・フォード・コッポラ製作脚本監督、ヴィンセント・ギャロを主演に迎えてのラテン・ビート映画。これは一体、何と言えばいいのか。
嵌められたジャーナリストの元に探偵まがいの依頼。離島で起きた40年前の少女失踪事件を調査することに。
ベストセラー小説とその映画化の大ヒット、さらにハリウッドリメイクで話題のスリラー。
セルビアとの国境近く、ボスニアの山間部に暮らす鉄道技師ルカの物語。オペラ歌手の妻とサッカー選手を夢見る息子、そして動物たちと暮らしています。時は1992年、ボスニア紛争勃発です。シリアスな時代背景におけるコミカルな恋の物語が始まります。
フランソワ・オゾン2004年の愛の映画「ふたりの5つの分かれ路」は離婚手続きを終えた夫婦の、そこに至る過程を描きます。破局から出会いまで、5つの章の物語。
神経症の父の療養のために一家で越してきた郊外の家で起きる奇怪な現象。アンナ・パキン演じる娘レジーナが、ホラーな家にまつわる謎に挑みます。
奇才ジャウマ・バラゲロ2002年の長編二作目は家族と家とホラーのミステリー。
2003年、フセイン政権崩壊直後のイラクで旅する祖母と孫。戦地から戻らない息子を僅かな手がかりで探す女性イブラヒムと、顔も知らない父が残した笛を手にする少年アーメッドは、ヒッチハイクをし、バスを乗り継ぎ、イラクの北の果てから南の果てまで旅します。