ピアノチューナー・オブ・アースクエイク
クエイ兄弟による幻想的なアート映画。独自の世界観と映像美が冴え渡る。魂を失った歌姫、歌声に魅せられたマッド・サイエンティスト、招かれた調律師が織りなす美の饗宴。
クエイ兄弟による幻想的なアート映画。独自の世界観と映像美が冴え渡る。魂を失った歌姫、歌声に魅せられたマッド・サイエンティスト、招かれた調律師が織りなす美の饗宴。
恋はだましあい。映画はトリック。気軽なキスが運命を変え、誰かの視線が危険な三角関係を追う。人の心を踏みにじり、転がり続ける物語、二転三転怒濤の展開にお口あんぐりラブ&サイコ・スリラー・メタフィクションの変作。
多く移民を抱えるパリ20区の中学校。24人の生徒たちと国語教師の1年間を描く。とことんリアル、真剣勝負の対話と議論。
「mute」のJ.T.ペティが監督する「ミミック」シリーズの3作目。
「裏窓」+ルーマニアの団地+ゴキブリの化け物+アートムービー。
スーパーヒーローに憧れる少年がナンチャッテヒーローをやっていると、ひょんな事から本物のヒーロー親子と悪者に出会い、結果的に痛快ヒーロー映画になってしまうという大ヒット映画。
兄ミカエル:心優しい軍人。アフガンに出向く。弟ヤニック:不良プー。強盗で服役、出所したて。ミカエルの妻サラ:二人の娘と夫を愛する美しいひと。素敵。デンマークの風景。ひりひりチクチクずきずき。兄弟、夫婦、親子、家族。
閑静な大型マンションを舞台に繰り広げられる・・・これは何と言えばいいのでしょう。ドラマ。としか言いようがないか。
ノンジャンルでキュートな素晴らしい作品。
ノンフィクション「実録・アメリカ超能力部隊」を原作にした、スター共演の何だかよくわからないお話。
奇妙で不思議な冒頭、予想だにしない事件、怪奇ミステリー、サイコサスペンス、フラッシュバックと因果、間合いとわびさび、映画史に残るラストシーン。ブライアン・デ・パルマの起こした奇跡。
民家に立てこもり生ける屍に襲撃される人々を描くジョージ・A・ロメロによるゾンビ映画の礎。最早古典にして美術品。
デヴィッド・リンチ「ロスト・ハイウェイ」です。見事。そして、悪夢。
殺人事件の捜査のため田舎の警察へやってきたFBI捜査官のエリザベス(ジュリア・オーモンド)とサム(ビル・ブルマン)。悲惨な事件の生き残り三人にそれぞれ別室で事情聴取を行い、事件の全容を聞き出そうとする。
ある日突然失明する謎の病気があっという間に世界中に蔓延。発症者は強制的に隔離施設に放り込まれます。しかし実は医師の妻だけは失明しておらず、発症したフリをして夫に付き添い一緒に収容されてるんですねこれが。
ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの「白い闇」をフェルナンド・メイレレスが映画化。
医師の夫を持ちパリで幸せに暮らす若妻セヴリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)の禁断の妄想。幻想と現実。
大学のレスリングチームが東欧へ遠征。主人公たちは夜遊びして予定の列車に乗り遅れ、親切な女性に教えてもらった別の列車に乗ってみんなの後を追います。待ち構えているのはもちろん恐ろしい殺人列車の恐怖。1980年の「テラー・トレイン」のリメイク。
フランスでアニメ映画の動員記録を塗り替えた大ヒット映画「キリクと魔女」の続編的作品。内容は続きではなくキリクの活躍や冒険を描いたサイドストーリー。
夢に立ち入ることで潜在意識に潜むアイデアを盗み取る企業スパイが強制的に与えられた次の使命はアイデアを盗むことではなく、アイデアを植え付ける(インセプション)こと。新たなミッションに集められた豪腕チームが挑む。
俳優ヤン・イクチュンが作り上げた渾身の長編映画監督デビュー作。取り立て屋のチンピラと強くたくましい女子高生の出会いと友情。暴力、貧困、家族、父と子、チンピラ、因果応報、人と人。
第一次世界大戦直前、北ドイツの小さな村で連続する不可解な事件と村の不穏を描くミヒャエル・ハネケ最新作にして大傑作。2009年第62回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の「白いリボン」がようやく順次地方公開。
ゾンビに覆われた終わった国、ゾンビランド合衆国の生き残り、神経質で腸の弱い青年がマッチョマン、詐欺師姉妹と関わりあいながらL.Aの遊園地目指して旅する大ヒットホラー・コメディ。