生身アクションの凄さに圧倒されます。
カンフーとはまた違った叩きつけるような攻撃も新鮮。
「飛び肘打ち」「跳び膝肘同時打ち」や「ハンマーカカト」「炎のキック」とアクロバットのようなアクションが次々に繰り出される。アクションのためのアクション映画。凄いシーンではまるでテレビのスペシャル番組の如く繰り返しやスローモーションを連発、あぁこのシーン、大事にしたんだなあとスタッフの苦労もちゃんと伝わります。もうこうなったら素直にアクションだけを楽しむのが正しい観客のあり方です。
とは言えコミカルアクションではなく、内容はひたすらマジメ、ブルース・リーの映画を彷彿とさせるある意味懐かしささえある筋立てです。ギャグを期待してはいけませんよ。
それにしてもこのトニー・ジャーという人は凄すぎます。アクション好きさん必見です。
2006.02.12