「約束-プロミッセ」という映画をチョロ見したのですがこりゃしまった。こんな良い映画を知らなかったとは不覚。
しかしこの映画の邦題は、あまーいぼわーんとした印象のこんなのだったんですね。タイトルだけを先に知っていたらやっぱりスルーしていたと思います。あと公式のキャッチコピーなんかも知らずに済んで幸いでした。老人と子供のふれあい、、臭すぎるぜ。まあ、ふれあうんですけどね。
寝たきりで体が動かない老人です。でも頭の中はちゃんとしていて、口は動かないけど頭の中で始終しゃべっています。ほのぼの老人の優しいつぶやきなんかじゃなくて、攻撃的で文句ばっか言ってます。悪がガキめ、またきやがったこの野郎みたいな。
悪ガキも結構悪ガキです。この二人の応酬は無言の饒舌。そういうところが面白いんです。
映画は何も情報を知らずに観るのが一番です。
この映画は大層よい映画だったのでもちろん後でちゃんと大きなスクリーンで観るのであります。
・・・でもちょっと辛くてなかなか再見できず。
2007.01.09