ピナ・バウシュと言えば踊りの大先生で、残念ながら2009年、映画の準備中になくなってしまいましたがその後映画は完成しました。ヴィム・ヴェンダースの「PINA」です。これ、3Dだったんですねえ。3Dで観たかったなあ。ピナ・バウシュものはもう一本ついでに公開されてました。「夢の教室」です。ピナ・バウシュの生映像ドキュメンタリー。
ピナ・バウシュは大物ですが私は「トーク・トゥ・ハー」でしか知りません。そもそも踊りとかほとんど知りません。実はあまり興味もなかったんですが、なぜ自分には踊りの魅力がわからないのだろうという気持ちはありまして、そういう意味では興味があるんですね。
近いのに興味がないと言えば、例えば小説はまあまあ好きだけど詩は苦手とか、映画やライブは好きなのに舞台や演劇が苦手とかもあります。そういう点で相田和宏監督の新作「演劇」にも大いに興味を持っております。「演劇」は2部作で、二本で5時間越えの超大作。観たいけど5時間も禁煙できないので映画館はパスするかも・・。でもみたいなあ。
さてもう一本観たかったのはこちらは大好きなフラメンコです。巨匠カルロス・サウラの「フラメンコ・フラメンコ」
これはもう観る前から鳥肌立ちそうな予感。映画自体はたいしたことなかった(いや、好み的に)「ゴヤ」でも、音楽や舞台のシーンは圧倒的でした。カルロス・サウラの映像音楽美は際立ってます。
というわけで確定申告時期にこっそりやっていて今頃知った「観たかった踊りの映画」3本プラス相田監督の新作の話題でした。これからどこかでやるなら観たいなあ。でも早々にDVD発売してくれればもっと嬉しい。