やってきましたいとこの弁護士、これがジョー・ペシ演じる変な男。そしてくっついてくる彼女がマリサ・トメイ演じるこれまた変な女。
このかわり者の二人がいとこの弁護をするために奔走、テンポのいいコメディ法廷ドラマが展開されます。
1992年のアカデミー賞で助演賞を獲ったマリサ・トメイですが、今見るとまあその、ファッションセンス的にいろいろ辛いものもあります。流行っていうのは、こればかりは仕方がない。もう少し時が経て流行が一回りして「80年代後半から90年代初頭って、カッコいいよね」と言われるような時代が来たらまた評価も変わるでしょう。
面白い変な女ってのは今見ても十分健在で、大活躍もしますし、かわいいですね。
しかしちょっと年を食って「レスラー」に出ている最近の姿のほうが惚れます。
2009.04.16
本作、序盤は釘付け系の鋭い演出で集中させてくれるし、ジョー・ペシとマリサ・トメイのコンビが登場してからは昔風の王道コメディとして楽しませてくれます。
期待せず軽く見ることで十分堪能できるでしょう。
この映画、見た人の評価が意外と高いんですね。名作というよりも、好かれるタイプの映画なんでしょうね。なんかわかります。
2010