渋いながらもどことなく哀愁漂うダニエル・オートゥイユが友達のいない美術商フランソワを演じます。
「お前友達おらんやろ」「いるわい」「うそつけ。誰も葬式に来んわ」「親友いるもん」「ほたら、連れてこいや」「連れてきたるわ」「無理無理。賭けてもええわ」「のぞむところじゃ」
というわけで10日以内に親友を連れてこなければならなくなり、不器用なフランソワは友達を見つけるためにあれやこれやと策を弄します。
商売ばかりしていて友達のいないこのおっさんが出会うタクシードライバーのブリュノをダニー・ブーンが演じます。
予定調和の友情物語。最後にはクイズ番組まで登場するお手軽お気軽コメディです。気を張らずに鑑賞しましょう。
2009.02.08
現在(2010年秋)公開されているジャン=ピエール・ジュネ「ミックマック」の主人公がダニー・ブーンでして、この人がタクシードライバー役なんですね。この作品を観た当時は味わい深い良い俳優だなあと思ったものの、あまり気に止めていませんでした。フランスではとても人気のある俳優・コメディアンで、ソフィー・マルソーと並んでフランス映画人気調査でトップを飾るほどです。
というのも史上最大の大ヒットを記録した2008年の「Bienvenue chez les Ch’tis」(ようこそ、シュティの国へ)で監督・主演なんですよね。
この映画、日本に来ました?
2010.10.09
“ぼくの大切なともだち” への1件の返信