武器商人を描く映画だから、巨大資本の連中を批判的に描いている社会派映画かと思ったら全くそうでではなく、そういう巨大資本と上手く手を組んだり利用したり嵌めたりしながらしたたかに生き抜く個人商店の武器商人を描いた映画でした。
だから結構ドキドキする取り引きや、やばいんじゃないのそれ、っていうサスペンスフルな展開もあって、それでいながら必死に武器を売り歩く命をかけた個人事業主の熱血・はたらくおじさんっていうニュアンスも感じ取れます。
監督自身が「アメリカのビジネスを批判した映画ではない」と言い切っており、確かに見た通り、社会批判の映画ではありません。
ニコラス・ケイジはこのユーリという主人公にぴったりはまっています。なかなか面白いですよ。
2008.11.18
監督のアンドリュー・ニコルは「ガタカ」の人ですね。でも細かいところは忘れちゃった。
2010.09.11
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