グラインドハウスとは、B級映画、低予算映画ばかりを二本立て三本立てで上映していたアメリカの映画館のことで、「グラインドハウス」はそんな映画館や映画の当時の雰囲気を盛り込んだオマージュ作品。タランティーノの「デス・プルーフ」、ロバート・ロドリゲス「プラネット・テラー」、それに架空映画の予告編「マチェーテ」「ナチ親衛隊の狼女」「Don’t」「感謝祭」が含まれた贅沢な映画。
後に「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」が再編集された独立作品としても上映されました。
そんでもって架空の予告編「マチェーテ」の映画化が実現。ロドリゲスががんばって撮っていて先日完成、2010年9月にロードショーです。日本でも一刻も早くお目見えして貰いたいものです。
ついでにイーライ・ロスの「感謝祭」もお願いっ。
さて「デス・プルーフ」ですが、タランティーノ節炸裂です。だらだらした女たちの会話、怖いシーンはめちゃ怖く、怖さがいつの間にか変な方へ向き、最後はハチャメチャの拍手喝采にて大満足B級テイスト映画に仕上がってます。
B級テイストといいながら、実は結構凝ってます。
パム役の個性的な美女ローズ・マッゴーワンはもう一本の「プラネット・テラー」でもチェリー役で出演。「プラネット・テラー」も最高の出来っすよ。
2010.09.2
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