眠るパリ/幕間
いきなりおもっくそ古い映画ですが、ルネ・クレール監督の「眠るパリ」(1923)と「幕間」(1924)がセットになった「眠るパリ/幕間 」のDVDが発売されましたね。
私はまだちびっ子という年頃からオルフェの袋小路(山下信子さん主催)が企画していた上映会「シネマ・ド・オルフェ」に通っていまして、たくさん観た映画のいくつかは記憶に残っています。また観たいなとぼんやり思うこともあり、そんな作品のうちのひとつが「幕間」です。
「幕間」は本当に幕間のために作られた短い映画だそうで、ルネ・クレールの二作目かそこらのかなり初期のやつですね。これをもう一度観たいと思いまして。
帰ってきたヒトラー
観たいなと思っていたけど結局地元では公開がなかった模様(あったのか?知りません)の「帰ってきたヒトラー」がもう出ています。何となく観たかったやつです。何となくですのでいつどこで公開するか、知らないんですよね。映画の公開情報ってのは基本よほどの事がない限り仕入れることが困難です。便利なネット時代ですけど、便利さが微塵もありません。知らぬ間にやっていて知らぬ間に終わっています。でも後に発売されて、そっちの情報は整理されていて得やすいんですよ。困ったものですね。
https://youtu.be/V4dm6R8j71Y
トレジャー オトナタチの贈り物。
タイトルに。がつくんですか。。がつくなんてこうやって書いているとおかしな感じですね。この映画はカンヌである視点ですか。脚本賞とある視点は外せませんよね。面白そう是非観たいと思っていたけど公開なかったんでこうして発売待ちにて堪能します。
「家族の灯り」ほか、マノエル・ド・オリヴェイラ作品
逝去後、ちらほらと公開や再発が続いているマノエル・ド・オリヴェイラ監督作品です。この時期も「家族の灯り」「コロンブス 永遠の海」などが発売されますね。
少し前に出た「ブロンド少女は過激に美しく」がこれまた妙な映画で面白くて、この監督の飄々とした四次元的会話シーンは中毒になります。「メフィストの誘い」も「アンジェリカの微笑み」もとっくに発売されていて、今がオトクな時期じゃないでしょうか。
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その他、マノエル・ド・オリヴェイラ作品いろいろ: Amazon http://amzn.to/2iDU4yq
マノエル・ド・オリヴェイラ作品はありがたいことに次々にリリースされていますが、アッバス・キアロスタミお願いします。頼みます。中古7万円とかそんな状況を打開してくださいお願いします。
ハイ・ライズ
J・G・バラード「ハイ・ライズ」の映画化ですね。こんなのやってるとは全然知りませんでした。J・G・バラードに陶酔しているころは、彼の小説が映画化されるなんて想像したこともありませんでした。でも「クラッシュ」は映画化されましたもんね。「結晶世界」とかどうですか。「重荷を負いすぎた男」とか短編も映画にできそうなのありますよ。
原作ファンが映画化で満足することはほとんどありませんのでこの映画が面白くできているのかどうかは知りません。監督が「サイトシアーズ」の人と聞いて俄然興味が。見損ねたのが発売されると一応飛びつきます。
その他おやつホラー
おやつホラーはたっぷり仕入れていますし今後も仕入れて観るわけですが、これは面白そうと思っても大したことなかったり、その逆もあって、さらにどのタイトルがどんな映画か全く知りませんから観てからでないとなんとも言えません。観ておもろいのはMovie Boo本編で感想書いたりまだ全然書いてなかったりしますが急ぐものでもないのでね。
直近に発売されたやつでは、つい先日劇場でギリギリ間に合わずに見れなかった「ライトオフ」がありますね。
壮大な特撮ジェットコースターファンタジー大作も劇場で楽しいけど、実はホラーってのもほんとは劇場向けなんですね。場内真っ暗になるし、音もドバーンと大音響でビビらせてくれますからね。真っ暗闇も大音響も自宅では再現不能です。
https://youtu.be/ykPWmnJjFng
そういや「ザ・ギフト」を見逃してしまったのも悔しさいっぱい。発売待ちです。
生きうつしのプリマ
ミモザの島に消えた母
なんとなく「母さんの秘密」系の二本。まあまあの興味で、もしかしたら観るかもなーって思ってたやつです。
それよりトリアーの甥っ子監督の「母の残像」どうなりました?もう終わった?近場でやってなかったんじゃないのかな。秘密系じゃないですけど。
この秋から年末年始、観たい映画がたくさんありまして、今年は発売タイトルより旬なやつに惹かれています。旬と言ってももう終わっていたりこれからやったりしますから何が何やらわかっていませんけど。
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