猟奇殺人事件の容疑者は精神科教授の鑑定の結果、多重人格の解離状態で心神喪失であったとされる。これに対して異議を唱え、検察に直訴して再鑑定に挑む小川香深(鈴木京香)の奮闘。
ということでほんとに心神喪失か、詐病なのか、サスペンスフルに調査と謎解きが進行します。
鑑賞当時の感想メモは以下の通り。
冗長で無駄が多く思わせぶり、深いテーマを扱っている風を装いつつ底の浅いドラマが展開する。39条の読み上げ部分は目障りで力が抜けるし、役者の頑張りと脚本の悪さがアンバランスで、どうにも自分には合いませんでした。全然だめ。
あらまあ。酷い評価だこと。
よほど機嫌が悪かったか、全然違う映画を勝手に期待して裏切られたか、酔ってでもいたのか、この感想はいただけません。自称社会派としての若造青二才感が罵る原因であったろうことは何となく想像できます。
でも思い返しても映画の内容が思い出せないし、冗長で思わせぶりだなと感じたことしか覚えていないのも事実。こまったな。
今もう一度観たら好意的に鑑賞出来る部分もあるはずですが、再見する気もないから仕方ありません。
こんなエントリーは消してしまったほうがいいのですが自分への戒めのためにこうして保存しております。
2008.04.15