ピアニスト

La Pianiste
過干渉の母親と暮らすピアノ教師のエリカ。彼女の孤独と欲望、妄想と現実、性と愛と憎しみ。倒錯と激情。凄まじいピアノの先生。
ピアニスト

ハネケってどんな人だろうと思ってたら、インタビュー映像見たらちょっとお茶目なところがあるようで、意外と言えば意外、そのままといえばそのままなんですね。でもアーティストっぽく、考えていることが先行しすぎて言葉がついていかないことがあったりして、面白いです。オマケ映像のインタビュー、お得ですね。

しかし世紀の大傑作にして映画史上最低最悪の孤高のファニーゲームをそのまんまハリウッドリメイクするってどういうこと?ほんとふしぎな人だ。一旦作り終えたのと同じものをまた作るなんて、そんなモチベーションを保てるんなら色んな意味で大尊敬できそう。

で、ピアニスト。

これは凄いの一言。こんなのを映画で表現して良いのか。

ラストのイザベル・ユペールのあの顔、あれ凄すぎます。あんな顔をよくぞ出来たものです。血が凍り付き、一瞬にして心臓が破裂しそうなほどです。もう一生忘れられない顔です。

2008.09.20

2001年、カンヌ国際映画祭審査委員グランプリ、男優賞、女優賞を受賞。

どうも好きすぎたり良すぎたりするとレビューや感想が書きにくく、アホみたいな短文で終わることが多いです。
多分何かを書き出すと止めどもなく書き散らしてしまいそうで、気づけば二日経っていたとかそういうことになりかねないんで、こんな腑抜けのような感想文で終わってしまうんですねえ。いやはやそれにしても「ピアニスト」これ凄いんです。どういうところが凄いかというと(以下二日分省略)

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コメント - “ピアニスト” への4件の返信

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