ドタバタして疲れすぎると人間躁状態になります。そういうときは訳もなく「よーろよーろよっひっひー」とか、ハイジの歌を歌ったりして気違いになります。そこで、ハイジの実写映画を見てみようということで見てみました。
手前勝手な話になりますが、なぜドタバタして疲れすぎたのかともうしますと、この時期2007年ですが、我が家では引っ越し騒動などで大荒和でありまして、悠長に映画を見ている状態ではなくなってくる頃でございました。どれくらい大荒若ともうしますと、こちらの改装記にくわしいのでありますが、そんなこんなで映画を見ていても心ここにあらずという案配でございました。
で、「ハイジ」ですが、かわいい女の子がハイジを演じているんですが、どうしても我々日本人が見た場合、アニメのあのぽっちゃり可愛いハイジと比べてしまうんですよねえ。
それはいいんですが、ちょっとお話の進め方が総集編的で、ダイジェスト版みたいでした。そうなる危険性は十分にある長いお話なんだから、もう少し絞ったりすればよかったのになあ、なんて思いました。
それと、期待していた山々や森、町並みなどの風景描写が期待値を下回り、それどころか、どうもテレビドラマっぽい構図や演出にちょっとだけ「しまったこの映画は子供だましであった」と思ってしまったりしたんですがどうもすいません>作った人々。
それにしても原作の威力、すごいですね。これ100年以上前に書かれた、一説では200年前に書かれた物語ですよ。まるで古さを感じないのですね。
2007.04.30
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