ダ・ヴィンチ・コード

The Da Vinci Code
そういやこんな話題作あったな。どんなんだろう。と、今頃観てみたりして。
ダ・ヴィンチ・コード

多彩なジャンルをカバーしたいので今更ですがかつての流行もの映画を観てみた。
あ。ジャン・レノが出てる。ジャン・レノが出てる映画に面白い映画はない。悪い予感がする。

悪い予感が当たった。

ただし、ジャン・レノさんに罪はないと、彼の名誉のために言っておきます。トム・ハンクスが悪いわけでもない、もちろんオドレイちゃんが悪いわけがない、悪いのは誰だ。
最大の罪人は脚本家です。なんじゃこら、な脚本に呆れます。
次に監督です。
総集編みたいな場面の切り取りでしかない説得力0の予定調和的駄目脚本に、使い古されて凡庸な演出にNHKみたいな特撮。
よくあんな脚本で出演者の皆さんがちゃんと演技できたものです。やはり役者さんは大したもんです。尊敬できます。
ほんの数年前、こんな映画がなぜ流行ったか意味が分かりません。全く分かりません。実は流行ったと見せかける引っかけ広告を打ちまくっただけなのでは?

観客は正直で、もうこの映画について覚えてる人はあまりいない模様。観なかったことにして、この数年は他のもっと面白い映画を観て過ごしたんですね。


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