リング

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呪いのビデオを見たら死ぬで〜。
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ストーリイがあんななのに演出であそこまで怖がらせるとはさすが。でも、名作「女優霊」には及ばないのであった。「女優霊」と同じく、相変わらず最後はちょっぴり蛇足で、どうしてこの監督は最後にだーっと、こう、バカやっちまうんだろうね。楽しんでねっ!って感じなのでしょうか。演出が渋くてよすぎるので、ああいう娯楽系テイストが合ってないと感じるだけなのかな。

それにしても中田監督が世に放った新しいホラー表現は今後の映画に大きな影響を与えること必至。

1998.07.26

という、むかし観た当時の感想メモを載せました。新しいホラーの表現、中田秀夫監督はこれを世に放ちましたね。そして見事、その後ホラー映画の表現に影響を与えました。与えまくりました。さすがに二番煎じ三番煎じを生みすぎて、10年以上経って振り返ると、定番と言えるところまで浸透しきった感じです。ホラーのショックシーンが定番となればそれは最早ショックなシーンとは言えません。中田監督の発明(発明と言ってしまいますが)ホラー表現の新たな地平を築いた功績は計り知れないものがあると思います。

「リング」を後からこうして振り返ると、多くの映画に影響を与えた歴史的作品なのは明白で、後の映画の作風を定義してしまったという、とても価値ある仕事を成し遂げたのだとよくわかりますねえ。

「女優霊」があまりの名作で感激しまくった頃の思い出話ですが、検索して中田秀夫監督のお姉さんが作った「中田秀夫のホームページ」というのがあって、その頃は今と違った意味でネット隆盛時代だったこともあり、気軽にお相手していただけてさらに感激した良い思いでもあります。全然関係ありませんがちなみに同じ頃ですが菱観百合子さん(ウルトラセブンのアンヌ隊員やってた女優さん)にもメールでご返事いただけたことがあります。なんせ筒井康隆さんとバンド組んで遊べるほどにネットの世界は充実していました。わずか10年か15年か前の話なのに今とは世界が違っていて懐かしいですねー。

2010
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