いい話でした。観ていて面白いし、文句もありません。
ティム・バートンについては、いずれゆっくり考えねばならない課題が山積みです。
悪くもない、いやむしろ好きだ、でも最高かと言われれば最高のものは他に幾らもある、悪いところもない、目の付けどころ、テーマ、デザイン、ストーリイ、すべて嫌いなところなどないし寧ろ全て自分にとってツボな感じ、本当はすごくぴったりくる筈だ、なのになぜいつも「良くも悪くもないな」程度の感想なんだろう。何一つ悪いところもないのに。。。実に不思議です。
あまりにも個人的すぎてレビューになってないですね。すいませんです。戯言です。恐縮です。
2006.08.18
で、「コープスブライド」は「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」と同じコマ撮り撮影の人形劇で、ロシア民謡を元にしているお話です。
すべてが人形のコマ撮りではなくて、随所にCGの処理を施したりしているようです。
デザインや全体を包み込む雰囲気は「ナイトメア」と同じく個性的でちょっと不気味さ漂うアーティスティックな仕上がり。死者とか出てきたりして、童話らしい怖さも楽しめますが、内容やストーリーは別段個性的と言うこともなく、ミュージカルみたいだったり見た目より雰囲気が明るかったり面白かったりします。
悪く言えばアーティスティックなのは見た目だけ、よく言えば・・・何と言いましょうか。えーと。変なものや個性的なものがが苦手な人でも十分楽しめます。
個人的に微妙な位置のティム・バートンですが、もちろんファンの方もたくさんおられます。
そういったティム・バートンのファンの人もですね、この「コープスブライド」よりやっぱり「ナイトメア」のほうが好きって人が多いような気がします。「ナイトメア」はティム・バートン監督じゃないですけど。