好意的に言って、とっても惜しい一品。 普通に言うと残念作。
撮りたかった映像、やりたかった演出、効果的な筈だった編集、びっくるする筈のどんでん返し、あぁそうだったのか!と思う筈だった物語の収束、やってみたかったホラーならではのお笑い、雰囲気がいいはずだった1970年風俗・・・・
撮りたかった気持ちは痛いほどわかるがどれもこれもが中途半端かつ出しすぎやり過ぎ。
構想段階から、一歩一歩、削り取る作業が必要だった。
本当なら名作になり得たかもしれない良いアイデアとシナリオ。
軽薄で出しゃばりな作りがすべてを台無しに。残念でなりません。
2006.08.04