レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events
ジム・キャリーが怪しい伯爵を演じます。カオスなファンタジー。
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

濃度の高いこってりとしたファンタジー。物語はしつこいほどに詰め込まれていて、くっきりした色のデザインの特撮や舞台デザインと共に、これまたこてこての演出、しつこさ万点のジム・キャリーと、お腹がいっぱいになる要素がてんこ盛りで見応えたっぷりです。お子様も大喜び。
こってりしているのも当然、原作のレモニー・スニケット著「世にも不幸な出来事」の三つの作品を混ぜ合わせて一本の脚本にしています。うんうん、たしかに本三つ分くらいの話が詰まっている感じ。
こてこてデザインやド派手な演出はティム・バートン作品を彷彿とさせます。黙って観れば「ティム・バートン作品か?」と思うかもしれません。
それもそのはず、この作品にはティム・バートン作品の常連のスタッフが数多く携わっているとのことです。ティム・バートンが監督として打診されていた時期もあるらしく、ジム・キャリー演じるオラフ伯爵をジョニー・デップが演じる予定だったのだとか。

2006.11.25

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

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