ジム・キャリーです。ほんとは男前だけど変な顔や変な仕草でぶっ飛んだ演技をするコメディ俳優。特徴はなんと言ってもそのくどさ。本作もあまりにも濃く、しつこく、下らなく、くどいその演技のため日本人の多くが辟易してしまいそうなそんなアメリカンコメディヒーローです。
しかしここまでしつこいとつい笑ってしまう。
当然ながら事件に巻き込まれたり女刑事が絡んできたりと正統派サスペンスコメディの進行になっていきます。同時期の、よりハチャメチャでファンタジーの「マスク」とは随分イメージが異なりますね。
胃が重くなるくらいの全身を使ったしつこいギャグがOKの人にはOKでしょう。ちなみに私はもちろん何でもOK。